デジタル技術の活用及びDX 推進の取り組み状況
- デジタル技術の重要性
デジタル技術の活用は、顧客満足度を向上させ、当社の競争力に対し好影響を及ぼす非常に重要な要素だと考えています。
具体的には以下の 3 点より、競合優位性が高まります。
- 早期発見体制の確立
デジタルレントゲンと最新エコーを組み合わせることで、ペットの身体を網羅的に把握し、病変を詳細に評価することが可能になります。当院の複合的な知見と掛け合わせることで、早期発見体制を構築し、増加する疾患の多様化・複雑化に対応します。
労働生産性の向上
デジタルレントゲンによる検査時間の大幅な短縮、エコーに搭載された最新アプリケーションによる診断最適化、ICU による術後管理のオートメーション化により、治療プロセス全体における効率の最大化を実現し、より多くのペットに対して適切な検査・治療・術後管理を実施します。
- 安全性の向上
医療現場において、術後合併症の発症リスクを極限まで低くすることは、レピュテーションリスクを低減するためにも非常に重要です。ICU のデジタル技術により、最適な治癒環境を恒常的に創出することが可能になり、スタッフの技術に依存しない、安全性が担保された術後管理を実現します。
- 上記を踏まえた弊社の経営ビジョン
「デジタル技術を十分に活用して、早期発見・早期治療体制を確立する」
当院は本事業を通じて複雑化・多様化する疾患に対応した検査・術後体制を構築します。検査段階ではデジタル技術を用いた設備を活用し、早期発見を実現することで、早期治療および安全な術後管理に繋げます。デジタル技術の活用により当院とペット、飼い主 様にとって多くのメリットを持ちます。顧客満足度の向上によって患者数が増加し、経 営面で弊社に寄与します。
- 当社の経営ビジョンの実現のための戦略
- 院内業務全体においても今後継続的にデジタル化の検討
- デジタルリテラシーを強化する教育
- 上記をより推進するための外部専門家との連携