お知らせ

みまもって、野鳥のこそだて


 

 

病院のシンボルツリー、シマトネリコの木に野鳥が巣を作りました。

 

 

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ヒヨドリ・・・でしょうか?
そこそこ体もしっかりしていて、巣立ちも近そうな3羽のヒナですchick

台風が近づいていた先週月曜日、
複数の飼い主さんから、「ヒナたち、台風で飛ばされないかなぁtyphoon」という心配の声をいただきました。

たまたま病院に来ていたディーラーさんに手伝ってもらい(ありがとうございました!)、スタッフが落下防止の簡易ハンモックを木に取り付けてくれました。

翌朝、台風が逸れてくれたおかげでハンモックを使うこともなく、無事に元気な顔を見せてくれました。

 

 

 

ところで「みまもって、野鳥のこそだて」というこのポスター、見かけられたことはありますか?

 

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当院でも「地面にヒナが落ちていて拾ったのですが、そちらで保護してもらえませんか?」などの問い合わせをいただくことがあります。

 

地面に落ちているヒナですが、実は巣立ったばかりのヒナで、うまく飛べず地面で休憩しているだけだったり、親鳥がエサをとってきてくれるのを待っているだけだったりするケースが多々あるようです。
かわいそうと思って保護したことが、親鳥と引き離してしまう結果になってしまうことがあるのです。

命に対して「助けたい!」と感じる気持ちはとても尊いものだと思います。
ただし、野鳥を含め野生動物に安易に手を出すことは、かえって動物の命を縮める結果になる可能性があることを是非とも知っていただきたいです。

 

野生動物に関してあまり詳しくないのでsweat01
鹿児島県のホームページに、とても分かりやすく説明がありますので是非読んでみてください。

 

私たちと生活を共にする犬や猫などの伴侶動物と、厳しい自然界で暮らす野生動物とでは、人間との距離感がまったく違うと思うのです。
野生動物への尊厳の気持ちを忘れずに、正しくみまもれたらな、と思います。
もしかしたら「みまもる」という表現もおこがましいのかもしれませんが・・・。

 

 

巣は空っぽになっていました。
3羽のヒナたち、どこかで元気に育ってくれていればいいな、と願うばかりですclover